家計管理の基本

お金について

家計管理、みなさんどうされていますか?

学校では無駄遣いをしない、家計簿をつけよう、などまではもしかしたら教わるかもしれません。しかし、そもそも無駄遣いってなに?家計簿ってどうやってつけたらいいの?など、より具体的な内容・考え方までは私たちは教わっていません。

今回は、お金の話の第一弾として、家計管理の基本をお伝えしたいと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

家計管理の基本【結論】

まず最初に、私が考える家計管理、節約術の基本はコチラです。

  • 1. 自分や家族にとって、ストレスが溜まらない方法を意識する
  • 2. 家計簿をつけて、収支をちゃんと把握する
  • 3. 自分たちにとって大切なものの支出と、特に大切ではない支出を考え・把握して、後者を極力減らしていく

これ、順番も大切です。順を追って説明しますね。

1. ストレスを溜めない

さて、ここで大切なことを言いますね。

節約はストレスを溜めず、お金を溜めましょう!

すみません、思いついたのでつい言いたくなりました笑

誤解されることもありますが、節約って結構楽しいものですよ♪
ただし、楽しむには条件があります。
それは、最初の最初に、「面倒ではなくて、自分の努力の成果が見える仕組みを一緒に作る」ということです。

面倒くさくない

面倒なのって続きませんよね。
例えば、電気を細かく切ったり、水の出しっぱなしを辞めるようにしたり。もちろん、これらは大切なことではあります。私のようなケチ根性が染みついていると問題ありませんが(笑)、一般的にはコレのやりすぎはギクシャクの元にしかなりません。

それよりも、電気についていえば人感センサー付きのLEDにしてみたり、水が少量で済むタイプの蛇口・シャワーに変えたりした方が、よほどストレスもたまらず、最初の設備投資の部分だけが面倒なだけで、後は楽に無駄遣いが減っていきます。これは後に説明する、固定費の削減の部分でも大いに大事な考え方です。

成果が見える

成果が見えるっていうのは非常に大切です。
例えるなら、ダイエットしてるのに、体重計もない・姿見もない・着たい服もない、という状況では成果が見えずに少しも面白くないですよね。

この後説明する家計簿をつけると、前月の〇〇の支出がこれくらいだったのに今月はこれくらいに減った、とか、貯蓄額がこれだけ増えたから投資に回せる!とか、色々なメリットがあります。
逆に家計簿なしでは、体重計と姿見のない世界のダイエットのように、辛いだけのものになりがちです。

パートナーと話し合う

家族と同居されている方は特にコレは大事です。

パートナーと金銭感覚が違うというのは、なかなか奥深い問題です。
ちなみに、私たち夫婦も考え方に違いはありました。お金の使い方で、え?ってなることもありました。基本的に私はドケチで、妻は買い方が男前という感じでした。これは時間をかけて変わっていきました。スーパーに一緒に買い物に行ったり、ぜいたく品を買うときなどに話をして、徐々に互いの考え方が似てきて、今ではこちらで書いているような価値観に落ち着いてきました。

誤解頂きたくないのが、夫も妻も枝葉に渡るまで同じ考え方になるようにした方がいい、なんてことを言っているわけではありません。
個人個人がこれは大切だと思っている支出については互いに尊重できるような、根っこの考え方が共有できていたらそれでいいのかなと思います。
例えば趣味のものなんて、自分以外の人間にとっては永遠に理解されないものの可能性もあります。それでも自分にとって大切なパートナーが大事だと思っているものにお金を使うことは尊重しよう、と思うことが大切かと思います。もちろん、これは逆も然りです。お互いがあまり重視しないものに対しては、お金は最低限にしておこうと考える価値観、これさえ共有できていたらよいかと考えます。



2. 家計簿をつける

家計簿について上でも少し書きましたが、面倒だなぁって思われた方もおられるのではないでしょうか。
コレ最近はアプリでほぼ自動でいけます。
”アプリ”になったということで、上で述べた”ストレスを溜めない”というところとも大いに関連しています。つまり、面倒くさくなくて・成果が見えて、パートナーと話し合う時の資料になります。

最近の家計簿アプリって、本当にすごいんです!

クレジットカードの使用歴や、銀行口座の給与振り込み・支払い、仮想通貨も含めた証券口座なども、最初に設定さえしたら、あとは自動で入力されていきます。そして、食費などのカテゴリ分類も基本は自動でやってくれますし、違う場合に一回修正をすると、以降同じようなものは自動で同じカテゴリに分類してくれます。 そして、月毎・年毎の収支や資産の増減を分かりやすくグラフにまとめてくれます。より凝りたい方は、エクセル出力もできるという優れものです。

私が使っているのはマネーフォワードMEですが、他にも色々あるので、お試しで使って自分に合うのを選ぶといいと思います。だいたい無料で使えます。
マネーフォワードMEのリンクを下に貼っていますので、よろしければ見てみてください。家計簿アプリは他にもあります。私は家計簿導入にあたり、メジャーなものは一通り試してみましたが、マネーフォワードMEにマネーフォワードMEが一番しっくりきた、という感じです。

また、どの家計簿アプリもですが、有料版と無料版があります。私は有料で使っていますが、最初に使い始めるにあたっては、まずは無料で良いと思います。連携したい金融機関がかなり多いなどの特別な理由があれば有料にしたほうがいいと思いますが、そうでなければ無料からで良いと思います。詳しくは、コチラを参照ください。

手書きでするのが好きな方はぜひ続けられたらよいと思いますが、手書きがストレス・手書きにかかる時間がもったいない、など考えている方はぜひアプリの導入をお勧めします。ちなみに私も手書きは好きでしたが、時間がかかるという点と漏れが生じやすいことからアプリに完全移行しました。

より具体的な家計簿の運用については、もし需要があれば、またお伝えしていきたいと思います。

3. 支出について

これを考える上で、上で述べたパートナーとの話し合いも大事になってきます。
見栄や先入観で物を買わず、自分がいいと納得したものを買う。そして反対に、そこまでお金をかける必要のないものについては、お金を極力かけない。たったこのふたつを意識するだけで、家計はだいぶん楽になると思います。

固定費について

例えば、有名な例で言うと、携帯料金。
三大キャリアで月々1万円近く支払っている方いませんか?本当にそれは必要なお金でしょうか。1万円という金額は、例えば時給1000円の人でしたら、税金などのことまで考えると2日は携帯料金のために働いているようなものですが、それでも必要でしょうか?
この考え方、大事なので少し補足します。時給1000円といっても、実際に口座に入ってくる手取り額は税金が引かれているため、単純に1000円×勤務時間 という計算にはなりません。そして勤務地への往復時間、準備時間などの時給換算されないけれども、仕事に必要な時間を考えると、私たちの考える時給よりも実際はさらに安い額になります。
話がそれました。携帯料金にそれだけ高額をかけてでも続けたい理由がありますでしょうか。
例えば面倒くさいという理由。次の休みになったら~とか、解約月になったら~とか言って、いつまでも先延ばしにしている間にも高いお金を払っています。面倒くさくて会社に行かないという人は少数だと思いますが、面倒くさくて携帯料金を見直さないという人は多いと思います。面倒くさくても毎日通っている会社の何日分の給料が毎月かかっていると考えると、重い腰が少し上がらないでしょうか。
あと多い理由としては、キャリアメール。コレ、本当に必要でしょうか。。。繰り返しますが、アドレス変更を家族・友人に伝えるのは簡単ですし、自分が使っているサービスにキャリアメールを登録している場合、その変更も時給換算で考えるとそこまで悪い話ではないはずです。また、要らないサービスを見直すいい機会になるかもしれません。

固定費の見直しというのは、最初面倒に思えるかもしれませんが、その他の費用を削っていくよりも、効率がよく・ストレスのかからない節約方法です。水道・電気のつけっぱなしで夫婦でギクシャクしても、金銭的なメリットはそこまで変わりはなく、ストレスがたまるだけです。携帯会社は適切に選びさえすれば、特にストレスもかかることなく、同じサービスで三大キャリアの半額以下の料金で月々使うことができます。

ぜいたく品について

本当に自分が必要だと思っている費用なのか。

これはぜいたく品にも関係してきます。例えば、ブランドもの。本当に好きで買っているのであればよいですが、人に見せびらかしたくて買っているのであればそれは今すぐ辞めた方がいいでしょう。ただし、本当に好きか・見せびらかしたいだけなのかは、自分で考えても分かりづらいことがあります。

実は、これをチェックする簡単な方法があります。
ブランドのものを買った後、街中で同じものを持っている人に会った時、あるいは自分の買ったもの以上のランクのものを持っている人を見た時、自分の持っているものの価値が急に下がったような感覚になったことはないでしょうか。

本当にそのブランドのものが好きであれば、「この人もコレ持っている。このブランドが好きな人がいて嬉しい」みたいな感覚になる方が自然かと思います。
私はカメラ好きで、お高いカメラとレンズを持っていますが、他の人が全く同じものを持っていたとしても、より高いものを持っていたとしても「このメーカーのカメラを使ってる人がいる。やっぱり時代はこのメーカーだぜ!」と、むしろ嬉しくなります。自分の持っているカメラは、自分が撮りたいものを撮る道具ですので、その機能がちゃんと使えている内は、特にその価値が自分の中で下がることはありません。

そのものの希少性・高価さ・新しさに魅力を感じているのであれば、そもそも本当に好きなのか今一度考えなおした方がよいかと考えます。そして、その希少性・高価さ・新しさにだけ惹かれての買い物というのは、珍しいものにはより珍しいものが、上には上が、新商品には新商品が、無尽蔵にあることは知っておいた方がよいです。これを追いかけるのは世界の億万長者に任せて、自分が本当に価値があると思ったものを買いましょう。

なお、自分が本当に大事だと思っているものまで節約しようとする方もいると思います。趣味のものなどですね。
家計がどうしようもなく苦しいというときにはそれも必要かもしれませんが、ストレスがかかって長続きはしません。
あくまで一時的にしておかないと、夫婦関係のトラブルにつながったり、働く気力がそがれたり、一時的な支出のマイナスにはつながりますが他のデメリットが大きく、私としてはおススメしません。

もちろんですが、自分が好きだからっていくらつかってもいいというわけではありません。あくまで予算の中でやりくりしていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
家計管理は、投資を始めるにしても、車などの高額なものを買うにしても、幸せに生きるという目標にせよ、何にしても必要なことだと思います。
今回はその基本編を解説しました。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


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