当サイトにお越しくださり、ありがとうございます!
私は内科医父さんと申します。内科医師として臨床現場で働きつつ、基礎研究(細胞や動物を使った実験など)を行いながら、子育てに奔走しています。当サイトでは、「私が一児の父として、息子に伝えたい人生の考え方・大事な知識」を、皆さんにもお伝えすることで、次世代の子供たちがよりよい人生を送ることの一助になればと考えています。
私が息子に伝える、幸せな人生を送る上で必要な考え方・知識は、以下のように考えています。
- 自分と他人について
- 健康と病気について
- お金について
いかがでしょうか。さすがに「こんなのどれ一つ大事じゃないよ」と考える方はあまりいないかと思いますが、もし大事じゃないだろうと思った方もぜひ当サイトを読み進めて頂ければ、「確かに大事かも」と思っていただけるようになるのではないかと考えます。
私は30歳代と若輩者ですが、臨床現場でたくさんの方に接してきました。私が専門としている診療科では、残念ながら亡くなられる方が多く、私もたくさんの方の最期を診させていただいてきました。その経験の中で、人生で何が大事なのかということを何度も何度も考えさせられました。
今世の中にはたくさんの書籍、あるいはYouTubeやブログ等でもとてもためになるものがあります。
例えば、こういう資産運用が一番安全にお金を増やせる、こういう運動方法が一番健康にいい、こういうストレス解消法がストレスをためなくていいなど一つ一つのことに特化した知識には大変アクセスしやすい世の中だと思います。
ただ、これらの情報は溢れており、どれが優良な情報なのか、優良な情報にアクセスするにはどうしたらいいのか、反対に悪質な情報を見極めるにはどうしたらいいか、なかなか難しいのも事実です。
私は一人の息子を持ち、自分以外の人生にも責任を持つようになって、人生を充実させるにはどうしたらいいのか、何が大事なのかということをますます考えるようになりました。そして、自分がそれを体現しながら、さらに息子にも伝えていくということも必要であることに気が付きました。そこで少しずつ自分のノートに、まとめていくようになりました。息子に伝える前に、自分の中でしっかり考えがまとまっていないと、伝わるはずがありません。病気の治療法を曖昧にしか知らない医師のことを、患者が信頼できないのと一緒かなと思います。これまでのインプットと違ってアウトプットは大変でしたが、日々少しずつ続けていくとある程度の量になってきました。
そんな頃、妻から「それブログで書いてみたら?」と提案をしてもらい、こうして始めているという状況です。
さて、ここまで聞いて
いやいや、医師の時点で忙しいのに、研究もしたりしてて、それでよく子育てしてるなんて言えるね。
どうせ奥さんに子育て全部任せてるんでしょう?
なんてコメント頂きそうです汗
先に私たち夫婦の働き方をご紹介しておきたいと思います。
実は私たちは二人とも医師として臨床現場で働いていますが、フルタイムで働いているわけではありません。臨床の仕事以外の残りの時間を家族の時間と研究の時間にあてているという形です。ですので、お互いが仕事の日にはもう一人が保育園に連れていき、研究が終わったら保育園に迎えに行き、ご飯を作って・・・というように分担をしています。
夫婦共働きの医師なんて、子育てとは縁のない世界のようなイメージがあるかもしれませんが、私たち夫婦は家族の時間が最も大事だと考え、現在の生活スタイルになりました。
息子の成長をいつもすぐ近くで見ることができるのは本当に幸せなことです。成長するにつれて、考えることも日々変化します。例えば、嫌なことがあった時に他の人を叩いてしまう、反対に別の子に叩かれてしまう、汚い言葉を使ってしまう、偏食、夜の寝つきなどなど、子育てをされたことがある方ならどなたも通った道だと思います。私たち夫婦はこういったことについて、二人でしっかり話をして、二人の考え方を確認しています。さらに将来起こるかもしれない問題、例えばいじめの問題などについても話をしています。これらをただただ、自分たちの意見の確認に終わることなく、色々な書籍や人の意見を組み合わせて、現状の自分たちの中で最適解というものを考えて行くようにしています。
子育てに限らず、日々「問題」は起こっていますが、私たち夫婦は「悩む」ということは正直ありません。なんか宗教染みてきましたね笑 もちろんただ運がよかっただけということはあるかもしれませんが、それ以上に「人生で必要な知識・考え方」を日々生活に取り入れて、互いにシェアしていることがよかったのだと思います。
色々な「問題」は、どれだけ金持ちだろうとイケメンだろうと美女だろうと起こっていきます。しかし、そのことで「悩み」、「不幸」になっていくかどうかはその「問題」の深刻さよりも、それらへの対症の仕方と考え方だと思います。
「死」という最も人生で深刻な問題に関しても、最期を迎えられる患者さんの全員が不幸であったとはとても思いません。一般的に「不幸だ」と思われているような、年齢の若さや症状の重さよりも、その人の歩んできたこれまでの人生の方が、「不幸な」最期を迎えてしまうかどうかに影響を与えていると、医師という客観的な立場からみていて思われます。
長くなりましたが当サイトでは、私が息子に伝える、 幸せな人生を送る上で必要な考え方・知識である
- 自分と他人について
- 健康と病気について
- お金について
これら3つについてを、なるべく具体的な問題に合わせて解説をしていきたいと思います。自分の息子に伝えるという目的で始めてはいますが、きっと、子育て中の方、自分の人生をより充実させたいと考えている方、色々な方のお役に立てる内容であると思います。
最期まで読んで下さり、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
画像:Martín Alfonso Sierra OspinoによるPixabayからの画像
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